今日はクリスマス。夜はチキン食べてー、お母さんの作ったケーキ食べるの楽しみだなぁ。昼間は特にすることないし…あ!後でツナ君達の所に遊びに行こうかな!ランボくんとイーピンちゃんとリボーンくんにお菓子のプレゼント持ってこう。本当だったら毎年家で過ごすかと遊びに行くんだけどね。今年はC組のサッカー部の桜井くん(すっごいかっこいいんだよ!)とデートなんだ。は申し訳なさそうにごめん、って言ってきたけど友達だもん!が今日桜井くんと幸せに過ごせる様祈ってるよ!って言ったら「…もう大好き!ありがとう」って言われた。(えへへ)彼氏とかちょっといいなーとか思うけど…でもいっか!あたしはあたしだもん!
「チャオッス!」
「!リボーンくん!」
あたしがお母さんに頼まれたイチゴと生クリームを買いにスーパーに行く途中、今日の過ごし方について考えているとリボーンくんに会いました!
「ハッピークリスマス(?)リボーンくん!こんな所でどうしたの?」
「に用があって来たんだぞ」
「え?あたし?」
「ああ。いつもイベントの時は皆がを誘いに押し掛けるだろ?だから今年はが苦労しないように行くのは一人になったからな」
「…うん?」
「だから今日は夜まで家にいろ。むやみに外を出歩くと危険だからな」
「??…うん、分かった」
こうして今まで毎回毎回あんなに皆からデートに誘われていたものの変な所で天然なちゃんは買い物をした後まっすぐに家に帰りました。
これは愛と言う名の戦争だ!〜争奪戦!!〜
てな訳でクリスマスの朝、様々なメンバーにリボーンからの手紙?が届きました☆
よってお前らにはクリスマスの夜と二人っきりになれる事を賭けてそれぞれ分かれて戦ってもらうぞ。
まずチーム事に一人決めて、最終的にも一人に絞るんだ。こーでもしないとまた勝手に個人でを誘いにいくだろ?
でもは迷惑だぞ。…年々キャラ増えるしな。とにかくと過ごしたかったら戦え。勝ったヤツは夕方並盛中に来いよ。じゃーな。
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in並盛チーム!
参加者…ツナ,獄寺,山本,ランボ,イーピン,ビアンキ,フウ太,雲雀,了平,京子,花,ハル,シャマル,バジル
「とゆーワケなんだけど…皆どう思う?」
「十代目!俺は十代目がと一緒に過ごしたいとおっしゃるなら全然良いです!」
「え…いやまだそこまで言ってな…」
「お!ツナ行かねえなら俺に譲ってくれよ!」
「ばっ、馬鹿かテメー!十代目優先だ!てかテメーが行くくらいなら俺が行く」
「ははっ、そー怒るなよ獄寺。なんだんだ言っての事好きなんだろ?」
「ち、ちげーよ!」
「あらとうとう隼人にも好きな子が出来たのね、姉さん嬉しいわ」
「!(ほげー!!)」
「ご、獄寺くん!!(ビアンキ絶対わざとだ…!)」
「でもこれってハル達女の子は不利じゃないですか?」
「そうだね…ちゃんもせっかくだから男の子と過ごす方が…いいよね」
「そこなのよ!私達もと過ごしたいけど女同士で二人っきり…って言うのはあまり楽しくないわ」
「でも下手な男と二人っきりにしたらが危ないわよ」
「それなんですよね…」
「あぁそっか。確かに女子は不利だな」
「や、山本…(呑気だ…ってかイーピン大人だし…!)」
「僕も男だけど子供だし…僕と居てもつまんないかな姉」
「フウ太!そ、そんな事ないよきっと!」
「ツナ兄…ありがと。姉のクリスマス一緒に過ごしたい人ランキング出来ればいいんだけど…」
「できないのか?」
「…天然な姉が…そこまで考えてないみたいで」
「…そっか」
「あーハルもちゃんと遊びたいです!!」
「昼間のうちにさんの家行くのはダメなんでしょうか…」
「いいぞ」
「!リボーン!」
「リボーンちゃん!良いんですか!?」
「ああ。女子供は不利だしな、昼間はも暇みたいだし遊んでいいぞ。その方がも喜ぶだろうしな」
「僕も行って良いの?」
「もちろんいいぞ」
「やったぁ」
「良かったわ!私も夜はリボーンと過ごすとして…さぁ、早速行きましょう」
「良かったね、花、ハルちゃん、イーピンちゃん」
「そうね」
「やったですー」
「はい!」
「(…すご…大人イーピンを皆フツーに受け入れてる)あ、黒川!」
「何よ」
「その、大丈夫?(フウ太一応子供だし大人イーピンもいつ戻るか分からないしな…)」
「…の為ならどーってことないわ」
「いくぞ」
「じゃぁ皆さん、お先に失礼します!」
**
「女子からも愛されてるなは」
「そうだね(リボーンのヤツちゃっかり着いてったー!)」
「そうだな!女子からも男からも愛されるのはそれだけが良いヤツだからだな!」
「ちょっとさもをよく知ってるみたいな言い方止めてくれる?咬み殺すよ」
「き、京子ちゃんのお兄さん!」
「お、雲雀も狙いか?」
「必要以上に話しかけるな。只でさえ群れるのは嫌いなんだ」
「ひ、雲雀さん…」
「…の為なら大した事無いけど」
「おーやってるなー俺も混ぜてくれよ」
「うっせーこのスケコマシ!オメーみたいなヤツが一番危ねーだろと二人っきりなんかにしたら!」
「(獄寺くん復活した!)シ、シャマルまで…」
「うわぁ凄い人気ですね!流石です殿!」
「バジル!」
「拙者も最近は並盛に居ますから、このチームなのです」
「そっか、じゃぁ多分俺達が一番人数が多いな!」
「それだけ確率が低いですね。あぁさんと過ごしたかった」
「大人ランボ!(もう駄目みたいだった言い方ー!)」
「お!これで全員揃ったみたいだな!どーする?」
「まーここは俺にしときなって!ちゃんもガキより大人の男と居る方が楽しいに決まってる!」
「何言ってんの早く戦おうよ」
「まぁまぁそう焦るな雲雀。とりあえずここはボクシングで…」
「死にたいの?」
「(うわどーしようこのままじゃ本当に戦いが始まっちゃうよ血の海だよ!リボーンのヤツ何考えて…)」
「よ!やってるなー」
「!ディーノさん!?」
「跳ね馬!?」
「おっとそう睨むなよ、俺は別に並盛チームじゃねぇからな」
「それもそうか…ディーノさんは何処のチームなんスか?」
「俺?俺はどこのチームでも無ぇから一人勝ちだな」
「えぇ!?そうなんですか?」
「あぁ。さっきも言った通りこのチームでも無いしイタリアに居るわけじゃねぇからあっちのチームでもねぇし…しいていうならキャバッローネチーム?」
「(あっちのチーム?)チッ」
「てかお前ら武器出して戦う気みてぇだが…ちゃんとリボーンからの手紙読んだか?」
「え?」
「!沢田殿!ここに何か書いてあります!」
「本当だ!えっと…」
あ、言っとくが戦うって言っても本当に戦闘すんじゃねーぞ。誰かが怪我したりするとが悲しむからな、話し合いとか口喧嘩にしろ。
どーしても決まらなかったらクジとかで決めろよ。
「…だそうです…」
「ま、頑張れよ!じゃーな」
「あ、はい!(行っちゃった…)」
「へー難しいな。ところで俺はの一番良いところはやっぱ天然で可愛いトコだと思うんだけど」
「ばっか!優しいところに決まってんだろ!十代目はどうですか?」
「(え?何コレもしかして口喧嘩始まってんの?)えっと一生懸命なトコ…かな」
「キレイなところだな!」
「素直で平等なところ」
「成長しきってないところだな」
「表情豊なところですかね…?」
「拙者は…真っ直ぐなところですね」
「…決まりそうにねーな」
「そ、そうだね(やっぱ喧嘩だったんだ…)」
「ではここはやっぱりクジ…ですか?」
「…そうだな、運も実力の内だ…」
「じゃあ早速やろーぜ。恨みっこ無しだ!」
「何でテメーが指揮ってんだ!」
***
「…じゃせーので引くぞ!…せーの!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!」
「!…当たりです」
「ランボ!」
「チッ…アホ牛か」
「ははっしょーがねぇな。ツイて無かったぜ」
「でもランボ、子供に戻ったりしないのか?」
「そういえば今日は5分以上経ってもそのままですね」
「大丈夫です。今日いっぱい効果有るように10年バスーカに細工したものをボウィーノのボスが送ってくれたので」
「そっか」
「まぁしかたないな!潔く諦めるか」
「そーだな!学校始まれば保健室連れ込めるし」
「馬鹿な事したら咬み殺すよ。…応接室に呼ぼ」
「じゃぁ解散って事で!」
勝者…公平なクジによりランボに決定!!
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in黒曜チーム!
参加者…骸,千種,犬,ランチア,M・M,ジジ&ヂヂ,バーズ
「という訳なんですが…どうします?」
「…骸様どうぞ」
「!…骸さんが行った方がも喜ぶと思うびょん!」
「あ、あぁ俺も構わん」
「そ、そうね骸ちゃんが良いと思うわ!(笑ってるけどこんなに怖い骸ちゃんは初めてね…あまりの殺気にバーズとジジ&ヂヂなんて気絶してるわ…)」
「え?良いんですか?ありがとうございます」
「(多分こんなに早く決まったの俺らのトコくらいだびょん)」
「…」
「あ、そうそう女子供は昼間と遊んで良いらしいですよM・M。行ってきたらどうです?」
「え?いいの?」
「どうぞ」
「きゃー骸ちゃん大好き!」
「僕ばかりじゃ悪いですからね、お正月になったら皆でを初詣にでも誘いましょうか」
「「「「(じ〜ん)」」」」
勝者…穏便?な話し合いにより骸に決定!!
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inトマゾチーム!
参加者…ロンシャン?,ルンガ,マングスタ,パンテーラ
「…」
「…」
「あぁこの手紙がもっと早く届いていたらロンシャンくんは出かけていなかったのにー!!」
「…」
「あんな怪物達とデートするならさんとの方が何倍良いか…可哀想なロンシャンくんー!!」
「…」
勝者…ロンシャン不在の為無し!
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inイタリアンチーム!
参加者…モレッティ,ジャンジャーニ,コロネロ,ファルコ,スカル,ラル・ミルチ,オレガノ,ターメリック,家光
「…」
「…」
「コレ今届いても無理じゃねぇかコラ!」
「…(バサバサ!)」
「時間的に…無理ですよね」
「時差というものも有るしな」
「…わざとか?」
「…リボーンの考える事はよく分からないからな…」
「…あーあたしも久しぶりにさんに会いたかったのに!!」
勝者…物理的時間的に無理な為無し!
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inウ゛ァリアーチーム!
参加者…ザンザス,スクアーロ,ベルフェゴール,マーモン,ルッスーリア,レウ゛ィ,ゴーラ
「だってさーどーする?」
「…」
「どうせ話し合いも口喧嘩も無意味だよ。最初からクジにした方がいいんじゃない?」
「そうだなぁ」
「ボス、それでいい?」
「…勝手にしろ」
「良いわよ」
「…」
「ボ、ボスが良いなら…」
「てかさー思ったんだけど」
「?」
「仮にこのままクジで決めてゴーラにでもなったらそれでいいワケ?」
「…!」
「確かにそうだね」
「しゃべんないし絶対つまんねーって!」
「…(ガーン!)」
「ならルッスーリアとレウ゛ィもそうじゃないかな」
「!何ですってー!」
「な、何だと?」
「確かに。だってルッスーリア男にしか興味無いんだろ?」
「そ、そんなこと無いわよ!は別!い、妹みたいな…」
「妹ならクリスマス二人っきりで過ごさなくてもいいんじゃない?てかキモイよ」
「…(ガーン!)」
「うししっ!マーモンキャラ違げぇし」
「うるさいよベル。とゆー訳でレウ゛ィもいいよね?」
「ま、待ってくれ!つーかどういう訳だ!?」
「ばっかだなーもしお前が勝ってみろボスに一生恨まれるぜー」
「!!(ガーン!)」
****
「じゃあ三人ほど欠けたけどクジ引くかい?」
「ちょっと待てよマーモン。お前だってガキじゃん?」
「いいんだよ僕がなったらボンゴレの霧の守護者から特種バズーカでも借りるさ」
「チッ…まぁいいや。これで確率25%だし」
「…やるぞ」
「…(コイツら怖っ。もしかしてさっきのが口喧嘩なのか…?)」
「あ、俺らだけあえてアミダクジにしねぇ?」
「…何でもいい」
*****
「…ち、つまんねーな」
「まぁクジはクジだからね。仕方ないよ」
「そうそう恨みっこ無しだよなぁ?だから安心して行ってきなよスクアーロ?」
「そうそう帰ってきたらスクアーロの部屋が無いなんて事無いから」
「お、おぉ(勝ったけど…怖ぇ)」
勝者…やや不公平?なアミダによりスクアーロに決定!!
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最終決戦!
参加者…ランボ,骸,スクアーロ,ディーノ
「揃ったな」
「で、何をすればいいんだ?」
「ちょっと待って下さい。跳ね馬だけズルイと思いませんか?」
「…いや、お前も不戦勝みたいなモンじゃねーか」
「うぉぉぃ。先が進まねぇだろぉ」
「まぁまぁ落ち着きましょう」
「時間がねーんだ。早くするぞ。お前にはの事をどれくらい好きか具体的に言ってもらうぞ。現実的じゃないと駄目だからな」
「それだけか?俺は…そうだな部下を全員一列に並べた端から端以上だな」
「(具体的にってそーゆー事ですか)僕は…そうですね、イタリアから日本以上好きですけど」
「なら俺は地球3周以上ですね」
「…言い表せないくらいだな」
「つまんねーな」
「「「「…」」」」
「想像しにくいしありきたりだ。判定できねぇ」
「…じゃぁあれか?最終決戦なのに…また?」
「あぁ、だから時間が無いって言ったろ。面倒だからクジで決めるぞ」
「「「「…(えぇぇぇぇぇ!!)」」」」
勝者…???
******
ふう。今日は楽しかったな!京子ちゃんと花ちゃんとハルちゃんとビアンキさんとイーピンちゃんとフウ太くんとリボーンくん、Mちゃんも来てくれたし、すっごく楽しかった。ゲームしたり、お話したり。お母さんのご飯もとっても美味しかったし、あたし幸せ者だなぁ。お母さんも遠慮なんかしないで、お父さんとデートなら早く行けばいいのに。普段仕事忙しいもんね。たまには夫婦の中深めたって文句言う娘居ないよ。…それにしてもお兄ちゃんに彼女が居たとは…。言っちゃなんだけどびっくりだ。そーいえばもうそろそろ夜だし…リボーンくんが誰か一人来るって言ってたな。あたしは皆でわいわいしてもいいんだけどな。あ、あんなに大人数だったら場所無いね!
ピンポーン!
…あ!
「こんばんわ、」
「!骸さん!」
「赤ん坊から聞いていると思いますが…僕でもいいですか?」
「!も、もちろん!!あがって!」
「…ありがとうございます」
うわびっくりしたびっくりした!いつも制服姿しか見てなかったから…ドキドキしちゃった。…リボーンくん。なんて事してくれたのですかいや嬉しいけど!
二人っきり…ですか。さて何をしましょうかねぇ。幸いしてダメな事というのは決まって無いようですし…というか、私服可愛いですね流石僕の!是非今すぐ襲いたいですね。今回ばかりはアルコバレーノに感謝です。ん?二人っきりと言うのは分かっていましたが…ご家族は?
「お茶どうぞ骸さん」
「あ、ありがとうございます(応対が天然ですね…相変わらず)…ご家族は?」
「あぁ!今誰も居ないの。お母さんとお父さんはデートで、お兄ちゃんも彼女居るみたいで」
「…そうですか」
「でも皆で気を使ってくれてギリギリまで家にいてくれたんだよ!…それに、骸さんが来てくれたから、いいの」
「!」
「…あ!ケーキ少し有るけど…食べる?」
「…いえ。大丈夫です。…」
「え?」
「外、行きましょうか」
「…!」
「クリスマスはイルミネーションを見るのも良いですし…遊園地にでも行きましょう」
「で、でも…もう夜だよ?」
「まだ6時弱です。タクシーでも捕まえれば平気ですよ」
「…でもお金…」
「…僕がを連れていきたいんです。それじゃダメですか?」
「!…嬉しい、です」
「…じゃぁ、行きましょうか」
「うん!…骸さん」
「何でしょう?」
「あたし観覧車乗りたい!」
********
「うわぁ…すっごい眺め!キレイだね骸さん!」
「そうですね(の方がキレイですよ…なんて、モノと比べられる事では無いですけどね)」
「あ、そういえば知ってる?」
「何をです?」
「観覧車のてっぺんでね、きすすると永遠に一緒にいられるんだって!凄いよね!」
「…そうですね(…何なんですかこの子!天然もここまでくると恐ろしいですね…)」
「…(あれ?あたし何か変な事言った?)」
「…」
「え?」
「していいですか、キス」
「…え、と…」
「僕はが好きです」
「!」
「は僕の事嫌いですか?」
ちょっと卑怯だと思いましたけどね、こうでも言わないと君は気付いてくれないじゃないですか。「あ、あたしも骸さん…好き、です、よ?」ねぇ疑ってしまうのは悪いと思いますが君の好きと僕の好き、同じ意味ですか?ライクじゃダメなんですよラブでなきゃダメだ。僕は君の天然なトコ好きですけど、そろそろ気付いて下さい。あ、そろそろ頂上ですよ、。顔を近付けたら目をぎゅっと瞑るから本当にキスしたくなりました。その行動も無意識ですか?他の男にもそうやって無防備ですか?ねぇ。「…愛してます。」
「…(あ、あれ?ほっぺた?)」
「…唇が良かったですか?」
「!そっそそんなこと無いですッ」
「クフフ。唇は、が僕を好きになってくれた時までとっときます」
「…は、い」
*********
「綺麗でしたね、夜景」
「そ、そうだね!」
「(…ちょっとやりすぎましたか?あれからあまり喋らなくなってしまいました…)」
「む、骸さん!」
「(ッびく!)はい?」
「あ、あたし未だその…あ、愛、してる、とかよく分からないです、けど…骸さんの事好きだし…さっきのも恥ずかしかったけど嫌じゃなかったです」
「!…」
「だ、だからその…」
「ありがとうございます。無理、しなくていいですよ」
「…!でも、今日骸さんと一緒に居れてとっても楽しかったです!」
「!…そうですか。それは良かった」
ごめんなさい骸さん。まだはっきりとは言えないけど、あたしもしかしたら、骸さんの事違う好きになりかけてるかも、しれません。
「あ!雪!!」
「本当だ。寒いわけですね。…」
「うん?」
「手、繋ぎましょうか」
「!…うん!」
Happy merry Xmas!!
END…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という訳で遅くなりましたがクリスマスフリー夢です!
クジは実際秋山がやりました。(え…)なので誰オチか分からないまま書いていました。(笑)
無駄に長いのですが、よろしかったらお持ち帰り下さい!
(061224)ローズドロップス/秋山美雨羅
※UPが遅かったので配布期間は特にありませんでした