第十四訓 えいりあんが何で平仮名かって!?いやなんかその方が親しみがわくじゃん? 4
核を殺れば神楽もも死ぬ。
しかし危機はそれだけでなく、幕府の軍艦が二人に避難するよう命じた。
「とっつァん待て!!」
近藤が無線でえいりあんに神楽とがとりこまれている事を伝えるが松平は砲撃する気を変えない。
「近藤 二人の命と江戸を同じ秤にかけるつもりか?だってんな事したらどうなるかぐれー分かってて飛込んだんだろうよ」
「とっつァん!!」
「大義を見失えば救えるものも救えなくなるぞ 甘ったれてんじゃないよ」
「しかしとっつァん」
「局長オ!」
(あれ…真っ暗だ。神楽ちゃん、は?)
ぼーっとした頭では考えた。
左肩がズキ、と痛む。
(あ、ちゃんと、手ェ繋いでるや。良かった…あ、れ?)
「チクショー また始まっちまったぜ!どーすんだ近藤さん!?」
「クッ!」
えいりあんの動きは衰えない。
このままでは本当に松平が攻撃してしまう。
そんなことをしたら間違いなく達の命は無いだろう。
土方と近藤は焦るが、打つ手が無い。
しかしー。
「エネルギー充電 松っちゃん砲発射用意」
「長官」
「いいから撃て」
「いやそうじゃなくてアレを…」
「奴等逃げるどころか増えてます」
星海坊主の前に立ち塞がったのは新八、定春、ハタ皇子にジイ。
ハタ皇子は定春に触角をかじられながらも立っている。
「貴様らァァ このオッサンが目に入らねーかァァ!!」
「今撃ったら もれなくこの央国星皇子ハタ様も爆死するぞォ!!もれなく国際問題だぞォォ!!」
「なっ…」
ハタ皇子の名と体を盾に軍艦の砲撃を止めさせる作戦だ。
ーら 神楽 起きろ
ぎ…銀ちゃんあれ?…何か手が暖かいネ…?
「ほーら酢昆布食べちゃうぞー」
神楽の目がぱち、と開く。
「ーこのままだと何か警察のトップが砲撃してくるみたいだぞー」
の目もぱち、と開いた。
軍艦の大砲の先が光出す。
「…アレなんか…撃とうとしてない?」
「ウソ…ウソだろオイ皇子だよ仮にも皇子だよ」
「ヤバイってコレ!早く逃げ…」
ハタ皇子効果は全く通用しなかった様で。
逃げなきゃ、という時ー
「それ私の酢昆布ネェェェ!!」
「とっつァんふざけんなァァァ!!」
神楽とが核を突き破り銀時も飛ばされて出て来た。
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次でラストです。
ヒロインさんが核を突き破ったのは素手でなく刀で。 (070207)