第十四訓 えいりあんが何で平仮名かって!?いやなんかその方が親しみがわくじゃん? 3
「だらァァァ!!」
「つァァァァァ!!」
「はあァァァァ!!」
銀時、星海坊主、が次々とえいりあんを斬り倒す。
「あれが星海坊主… まるで化け物じゃねーか」
「いやいや旦那とさんも負けてませんぜ (…あれが、さんの実力…)」
「しかしアレじゃあこちらもうかつに手が出せん 奴等まで巻きこ…!」
近藤が幕府の軍艦が近付いてくるのに気付く。
だが安心できない。むしろ心配だ。
何故なら軍艦を率いているのは破壊神 松平片栗虎。
ターミナルも消しかねないから。
「おーおー 今頃うるせーのがブンブンたかってきたよ」
「もうほとんどカタついたんじゃねーのか…にしてもてめーら 地球人にしちゃあやるな」
「てめーに言われても嬉しくねーよ化け物め 片腕でよくここまで暴れられたもんだぜ
そして、バカ皇子なんかの為に怪我してんじゃねー」
「(気付いてたんだ…)え?うんごめん ってゆーかナチュラルにあたし会話に入ってるけど 星海坊主さんあたしの事知って…?」
「屯所で一回見たからな。美人の顔は忘れねーんだ」
二人ともがハタ皇子達をかばって戦っていた事も左肩を怪我している事にも気付いていたのだ。
しかし星海坊主も銀時も左腕を負傷している。
「おいおい アンタもに気があるのか?は俺のだからな」
「うるせー そんなんじゃねぇよ つーかてめーも片腕じゃねーか」
星海坊主は銀時とに帰れと言った。
だが銀時は神楽を死なせるつもりはない、と言いは大切な友達だから助ける、と言った。
江戸に来た時既に近藤達をと居たにはなかなか女友達が出来なかった。
というか、男友達も。
周りの人達は"友達"というより"仲間"だったから。
だから神楽はにとって初めての、友達なのだ。だから。
「クク…面白ェ 面白ェよお前ら 神楽が気に入るのも分かった気がする」
そうしている間にもえいりあんは三人を囲む。
「だが腕一本でなにができるよ?」
「アンタも一本だろ」
「三人とも一本ね」
「いやいや」
「「「合わせりゃ三本だ…微妙な本数だけどなァ」」」
三人一斉に動きえいりあんを斬った。
そのまま攻撃をつづけるが次の瞬間ドォンという音と共に船の底が抜ける。
「なっなんだありゃぁ!?」
下で見守っていた隊士達も気付き声を上げた。
突き破ったのはえいりあんの核で、これを潰せば止められる、という時。
「「!」」
「かっ」
神楽が核に呑まれようとしていて。
「神楽ァァァァァァ!!」
「っ!神楽ちゃん!!」
「!!!」
銀時と星海坊主も飛び降りるがは刀を下に向けて飛び降り、核に突き刺すと神楽と一緒に呑まれた。
世界が、真っ暗になった。
NEXT・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで…。女友達は今では沢山いますよ。
お妙さんとかそよ姫とか、さっちゃん、お通ちゃん、栗子ちゃん…。
あ、やべ栗子ちゃんの方が先っぽい”外”にできた友達は神楽が初めてなんで…(逃)
もちろん幼少時代にも友達いますし、ミツバ姉さんともですけどね (070207)